clamav-wrapper.app v2.4.4 for Mac
for Mac OS X 10.5 Leopard and later (OS: darwin9.4.0, ARCH: i386, CPU: i386).
open source (GPL)のanti-virus toolkit:Clam AntiVirus (clamd, freshclam)で手軽にウィルススキャンを実施したい。そんな俺を支援するためのAppleScript Studio Droplet Application(ASS DA)とlaunchd用実行ファイルのセットです。ただし、設定は面倒かもしれません。Finderツールバーボタンを模倣したAppleScriptもおまけで混入。
また、下記3カ所の変更を施したclamd(「clamd1537」for インテル)も混入しています。
- clamav-0.93.3/shared/output.c中の関数:mdprintf()内の94行目においてバッファサイズをchar buff[512];からchar buff[1537];に変更。
- clamav-0.93.3/clamd/scanner.c中の関数:dirscan()において、244行目の}else{の次にmdprintf(odesc, "%s: Unable to scan file or directory ERROR\n", fname); を追加
- clamav-0.93.3/clamd/session.c中の関数:command()において、59行目のバッファサイズを拡大(コマンドの文字長分追加)char buff[1025+8];
余裕のない人も安心できる機能が満載(苦笑):
- 常に臨戦態勢
- 読めないファイル/フォルダをつかまされたら、はなっからそれはスキャンしないで報告する
- 読めない「超長いパス」の含有物がある場合は「: Unable to scan file or directory ERROR」として報告する
- フォルダ/ボリューム内のスキャンされないゼロサイズファイルの存在を隠蔽する。
(ちなみにゼロサイズファイルとはその名の通りサイズがゼロの空ファイル/フォルダのことでtextClippingファイル、カスタムアイコンを貼ると出来る不可視ファイル、古いweblocファイル等も含みます。ついでにちょっと違いますけどフォルダ中にまぎれこんでいるPermission deniedなフォルダも含めてこう呼んでいます) - 基本的にウィルスDBはいつも最新になってるはず(ただし、app起動時にダイアログが表示されるまでoption キーを押下した場合、appはfreshclamを実行しません。)
- 超厳格に判定されたステイタスアイコンの表示により、チラ見で現実を認識することが可能
- ダイアログはサイズ可変、Text viewたてスクロール可能
- 問題点は色付き文字で表示されるので分かりやすい
v 2.4.4 2008/7/15
- リスト追加を元のようにドロップされたリストのリストに戻しました。
- Xcode3.1で再ビルディングしました
- あらかたCocoaObjCに書き換えたので驚愕のパフォーマンスで動作するようになりました
- ソケッツはcloseするとopenしないらしい?。oStreamのステイタスが0→1→2とならず0→1どまりになる怪奇現象を見ました。このときはとにかく2のopendにしてやればいごく。予備のappを立ち上げてスキャンしてみるとかして(苦笑)。
v 2.4.3v 2.4.3.1
- clamAVのバージョンアップに伴い、ターゲッツバージョンを0.93.3に変更
- 微調整
- キレられて刺されそうな箇所を修正(エスケープキー押下してもウインドゥは閉じないようにした、表示内容をキーボードショートカットでコピー可能、付録で印刷メニューを混入)
- アプリ起動時に取得したclamd1537のプロセスIDが有効か執拗にチェックしまくる意味がわからないのでソケッツスキャンエラー時のみ調べるように修正
- ドロップされたファイル群の扱いを変更。来たらじゃんじゃんスキャンリストに追加していきます。
- freshclamの動作も時間計測の対象にした。
Macはウィルスは大丈夫。検索、コピー、煽動なども楽勝
壁に貼っておくように(苦笑)
- ウィルスDBは常識の範囲内で常に最新を取得するよう心がける
- DMGファイルのマウント前スキャン、マウント後and/orコピー後再スキャンを徹底する
- 詳細はClamAV公式 FAQ http://www.clamav.net/support/faq/などを参照のこと